犬が背中やお尻を向けてくる愛犬の行動とは?

私たちがテレビを見ている時や寝ている時など、愛犬が背中やお尻を向けてくることはありませんか?
私の愛犬も、頻繁に私にお尻をくっつけて寝ることがあります。
「なんでいつも私に対して後ろ向きなの?」と、寂しくなってしまうかもしれません。
しかし、実はこの行動には、飼い主を信頼しているという愛犬からの大切な愛情表現が隠されている可能性があるのです。
犬が背中やお尻を向ける理由

1. 信頼の証
犬が背中やお尻を見せるのは、飼い主を「安全な存在」と認識しているのでしょう。
また、急所である後ろ足をさらけ出す行為は、犬が飼い主を心から信頼しているからこそできる行為だといわれています。
2. 野生時代の本能
犬は元々、野生の中で生活しており、仲間同士で背中やお尻をくっつけて寝ることで外敵から身を守っていました。
これにより、外敵がどこから来ても迅速に対応できる体制を作っていました。
犬が背中やお尻を向ける行動に込められた心理

上記の理由から、下記の犬の心理を予想することができます。
1. 安心感を表現している
飼い主と一緒にいることで、心が安定し、警戒心を解くことができます。
2. 甘えたい気持ち
背中を向けつつも、構ってほしい時や甘えたい時にこうした行動を取ることも。
3. 親愛の証
犬にとって、背中やお尻を向ける行動は親愛の証であり、特別な信頼関係を示します。
その他の犬の信頼のサイン

他にも、愛犬が飼い主さんを信頼しているサインはたくさんあります。
飼い主の顔を舐める
愛犬が顔をペロペロと舐めてくるのは、あなたに心を開いているサインです。
この行動は「あなたが大好き」「もっとかまってほしい」という気持ちのあらわれともいえます。
犬は子犬のころ、母犬の顔や口元を舐めながら甘えて育ちます。
その名残から、信頼している相手にも同じように舐めることで愛情を伝えているのです。
お腹を出して寝る
愛犬がお腹を見せてゴロンと寝転がるとき、それは「心から安心してるよ」という気持ちのあらわれです。
お腹は犬にとってとてもデリケートな場所。
それゆえ、本能的に守ろうとする部位なので、それをさらけ出すのは最大級の信頼の証です。
飼い主さんのそばで寝る
愛犬があなたのそばで眠ろうとするのは、「ここなら安心できる」と思っているからこその行動です。
犬は本来、とても警戒心の強い動物。
それゆえ、犬がリラックスして寝ようとする場所は、信頼できる空間だと感じている証拠です。
飼い主さんに心を許しているからこそ見せてくれる、無防備な寝顔。
そう思うと、たまらなく愛おしくなってしまいますね。
まとめ:犬が背中やお尻を向ける愛犬の行動には嬉しい理由が!

犬が飼い主に背中やお尻を向けるのは、信頼と安心の証のサインの一つなようです。
こう考えると、愛犬が顔を向けてくれなくても寂しく思う必要はないですね。
また、野生時代の本能や心理が影響しているため、この行動を見たら「愛犬が自分を信頼しているんだ」と思うと、さらに愛おしく感じてしまいます。
更に、さまざまな愛犬の信頼サインを理解しておくと、より絆を深められるかもしれません。
【参考にしたサイト】
▶︎ ペットショップ 犬の家&猫の里|愛犬の気持ちを知ろう!信頼のサインとは?
▶︎ プチマリア|犬が見せる「愛情・信頼のサイン」って?
※この記事は、実際の体験や公的機関・企業サイトの情報をもとに構成しています。
愛犬に気になる症状がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。
愛犬家の方にはこちらの記事もおすすめです!
▶︎犬の笑顔は本当に『喜び』なの?知られざる真相とサインを解説
▶︎愛犬が飼い主と寝たがるのはなぜ?メリットとデメリットも解説



人気記事