毒親の投影!あなたもしているかも?

毒親、毒家族体験談
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私は、たまに旦那に掃除をしてもらっている時や、
生理前などで体がだるく、昼寝をしてしまう時など、
なぜかすごく旦那の顔色を伺ってしまう時があります。

それって、旦那が決して怖いからとかではないと最近になってハッキリ気付きました。

私の幼少期、毒家族の中でも特にきつかったのは毒祖母と毒母でした。
そのトラウマが、旦那がする行動にも投影してしまっていたんです。

毒母のトラウマ

私の母親は、私が大きくなる頃には、料理も掃除も育児も一切手つけずの育児放棄でしたが、
私がまだ小学低学年の頃、たまに掃除をやり出したかと思うと、それと同時に機嫌がかなり悪くなる日がありました。

「こんなとこにランドセル、置いとかないでよ!」
「今拭いたところ、歩くなって言ったよね!?」

怒りの言葉が止まらなくなる母が怖くて、私もすかさず手伝い出しましたが、

「何その掃除機の掛け方!あんたに掃除されない方がマシだわ!!」

じっとしてても、手伝って掃除してても怒られてしまうその日が苦痛でした。

毒祖母のトラウマ

私が16歳になると、お金や食事、生活費の援助を一才私の家族はしてくれなくなりました。
私は遅くまでバイトをするようになり、昼頃まで寝てしまうことが、多々ありました。
そうすると決まって、毒祖母が母親に私の愚痴を大声で言うのが聞こえて目が覚めます。

「あの豚!まだ寝腐ってんのか!!」

この言葉が特に忘れられません。

食事も生活も援助してくれない母親の異常性は無視して、私をいつも罵倒してくるのです。

いつからか、昼寝をすることに酷い罪悪感を覚えるようになりました。

そもそも投影とは!?

投影とは、自分が見たり経験したことを今は違う状態にいるのに、他の人達に映し出してしまうことです。

例えば、友達との待ち合わせで、1分でも遅刻をしたくない、
1分でも遅れてしまったら必要以上に、友達に罪悪感を感じてしまう。
そして何度も何度も過度に謝罪をする。
(昔の私がこれでした。)
これは、友達が怖いのではなくて、昔、私が実家に足を運ぶ度に、向かっている車内で何十回も祖母から着信がなり、
「まだ着かないのか?」
「早くしろ!」
「今どこにいる?」
と、待ち合わせ時間前から急かされていたことが、原因です。
この祖母の行動を友達に投影してしまっていたのです。

知らずに出ていた投影の影響


今でも旦那が掃除している時や、生理で体を休めたい時など、なぜか強く自分に引け目を感じてしまう。

その正体は、私にトラウマを与えた
『母親や祖母のの投影』だったのです。

掃除してる人は私に不機嫌なんだ!
生理中とはいえ、昼寝なんかしていたら旦那に軽蔑されてしまう!

これは、旦那が思ってもいないのに、私が勝手に、母親と祖母の姿を旦那に映し出してしまっていたんです。

きっと、毒親、毒家族に育てられた方々なら、自分でも何故かわからない、異常な気持ちを周りの人に対して感じたことがあるかもしれません。

その時に、これはこの人が怖かったり、悪かったりするのではないのかも・・

あの時、家族にされたことをこの人にも映し出してしまっていたんだ!

と気付く事ができたら、自分の気持ちを扱いやすくなるかもしれません。

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