ドバイの治安が良いと言われる理由
ドバイに住んでみて、日本とドバイの治安や安全性の違いがよくわかってきました。
最近では「ドバイは世界でもトップクラスに治安が良い」と言われています。
まずはその理由を3つ紹介します。
理由①:監視社会が徹底されている
ドバイでは、街中の至る所に防犯カメラが設置されており、政府が常に監視しています。空港やショッピングモール、地下鉄などの公共機関はもちろん、住宅地や道路にも監視カメラが設置されているため、犯罪を犯せば即座に特定される環境です。
理由②:法律が厳しい
- 万引きや窃盗
- 暴言・侮辱・SNSでの誹謗中傷
- 公共の場でのケンカや乱闘
上記のことなどを犯すと、罰則があります。
こうした厳しいルールがあるため、軽犯罪すら滅多に起こらないのがドバイの特徴です。
日本では、繁華街などで酔った人同士の喧嘩を目の当たりにすることもありますが、ドバイではそういったトラブルはほとんど見たことがありません。
理由③:イスラム文化による道徳観
ドバイを含むUAE(アラブ首長国連邦)はイスラム国家であり、道徳観が強く、「他人に迷惑をかけない」という考え方が根付いています。
そのため、公共の場で怒鳴ったり暴言を吐く人はほぼいません。
防犯カメラはどこにでもある!監視システムの実態

ドバイではほぼすべての公共エリアに監視カメラが設置されており、リアルタイムで監視されています。
防犯カメラがある場所(一例)
- ショッピングモール(ドバイモール、モール・オブ・エミレーツなど)
- 空港・地下鉄・バス停
- ホテルやレストランの入口
- 道路(信号・交差点・高速道路)
- 住宅地・マンションのエントランス・駐車場
防犯カメラがあることで起こること
- 落とし物をしても高確率で戻ってくる(監視映像で特定可能)
- 万が一のトラブル時もすぐに証拠が残る
ドバイでは監視カメラによる顔認証システムも導入されているため、たとえ外国人であっても犯罪を犯せばすぐに身元が特定されやすい環境です。
罰則が厳しく、暴言を吐く人がいない?
ドバイでは「暴言・侮辱・中傷行為は犯罪」として扱われます。
SNS上での投稿や、街中での発言でも違反とみなされると罰則の対象になります。
ドバイの住民はルールを熟知しているため、トラブルを避ける行動をとるのが一般的です。
【要注意】日本と比べて運転が荒い

ドバイの治安は良いですが、運転には要注意!
運転は日本に比べるとかなり荒く感じてしまいます。
私も最初は追い越しや、クラクションの多さに驚きました。
ドバイの交通事情(日本との違い)
| 項目 | 日本 | ドバイ |
|---|---|---|
| 制限速度 | 60〜100km/h | 80~120km/h |
| 追い越し | 少なめ | 強引な追い越しが多い |
| クラクション | あまり鳴らさない | 頻繁に鳴らされる |
| 交通違反の罰則 | 厳しくてマナーも良い | 罰則はあるが荒い人が多い |
旅行・移住者が安全に過ごすためのポイント
- 公共の場では暴言や大声を出さない(法律違反の可能性あり)
- 交通ルールに注意し、運転には慎重になる(可能ならウーバーやタクシーを利用)
- 落とし物はすぐに警察やモールのスタッフに相談(防犯カメラで特定可能率が高い)
- SNSの投稿内容に注意する(ドバイ批判や他人の写真の無断掲載は控える)
まとめ:ドバイは安全だけどルールを守ることが大切

- 防犯カメラが至る所に設置されており、犯罪が起こりにくい環境
- 暴言や侮辱行為は法律で厳しく規制されているため、トラブルが少ない
- 運転マナーは日本と比べると荒く、慎重な対応が必要
「治安の良さ」と「法律の厳しさ」がセットになっているため、ルールを守る限り非常に安全な国です。
ただし、場所によっては注意が必要なことも。
ですが、基本的に観光スポットなどは問題ないエリアがほとんどです。
ドバイ旅行や移住を考えている方は、事前に現地のルールを理解し、安全に過ごす準備をしておきましょう。
※制度は変更される可能性があります。最新情報は大使館や公式サイトでご確認ください
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