ドバイで生卵を食べる文化はない?

実は、ドバイでは、生卵を食べる文化がほとんどないため、日本のように卵かけご飯などを楽しむ際には注意が必要です。
衛生管理の違いから、生卵は一般的に『加熱して食べること』が推奨されています。
生卵を食べたいときの解決策:Pasteurised Eggs

そんな中、安心して生のまま食べられる卵があります。
「Pasteurised Eggs」という卵です。
『Pasteurised』は日本語で『低温殺菌された』という意味で、これなら生で食べても安全とされています。
卵を殻のまま一定の温度で殺菌処理したもので、サルモネラ菌のリスクを低減しています。
「You can eat raw!」の記載を見つけたときはとても嬉しかったです。
価格と販売先

価格
- 30個入り:31ディルハム/1250円前後
- 15個入り:26ディルハム/1050円前後(2025年現在)。
日本の卵は現在、10個入りで300円前後なので、比べると割高ですが、安全性を考えれば納得できる価格です。
購入場所
- スーパー(SpinneysやCarrefourなど)
- 日本食材を扱う店舗やオンラインショップ
- WEMART(中国系スーパー)
日本と異なるドバイの卵の賞味期限
ドバイで販売されている卵の賞味期限は驚くほど長く、多くの卵が約3ヶ月もあります。
それゆえ、30個入りの卵を買っても焦らず消費することができます。
なぜドバイの卵の賞味期限が長いのか?
- 卵が産卵後すぐに洗浄・殺菌処理されている
- 冷蔵保存が徹底されている
上記の理由で日本より賞味期限が長いのです。
日本とドバイの卵事情を比較
| 項目 | 日本 | ドバイ |
|---|---|---|
| 生卵の文化 | あり(卵かけご飯など) | ほぼなし |
| 価格(10個) | 約305円 | 約500円(一般的な卵) |
| 生食の安全性 | 高い | Pasteurised Eggsのみ |
| 賞味期限 | 10日〜2週間程度 | 約3ヶ月 |
まとめ

ドバイでは生卵を食べる文化はありませんが、「Pasteurised Eggs」を使えば安心して卵かけご飯や生卵料理を楽しめます。
価格は日本と比べて少し高めになりますが、安全性や品質を考えると価値があるのではないでしょうか。
ドバイで卵を購入する際は、賞味期限や保存方法に注意して、楽しい食生活を送りましょう!
※この記事は、実際の体験や信頼できる情報源をもとに構成しています。
食品の安全性や健康面に不安がある場合は、かかりつけ医や専門機関にご相談ください。
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