最新データで見る犬の平均寿命
今回は2024年のアニコム損害保険株式会社のランキングを参考に、長生きする犬種ランキングTOP5を解説!
加えて、小型犬が長生きする傾向にある理由や、愛犬を長生きさせるコツもお届けするので、ぜひ最後までお付き合いください。
長生きする犬種TOP5とそれぞれの特徴(2024年最新ランキング)
最新のデータを基に、長寿の犬種TOP5とそれぞれの特徴を紹介します。
1位:トイ・プードル

- 平均寿命:15.3歳
- 賢く、適応力が高い犬種で、健康管理がしやすい。
- 適度な運動と食事管理で長生きしやすい。
2位:ミニチュア・ダックスフンド

- 平均寿命:14.9歳
- 胴長短足が特徴で、健康的な体質を持つ。
- ただし、腰に負担がかかりやすいため、体重管理と適切な運動が重要。
3位:カニンヘン・ダックスフンド

- 平均寿命:14.8歳
- ミニチュア・ダックスフンドより小さいサイズのダックスフンド。
- 活発で遊び好きな性格なので、適度な運動が必要。
4位:雑種犬・ミックス犬(体重10kg未満)

- 平均寿命:14.7歳
- 純血種よりも遺伝的疾患が少なく、丈夫な体を持つことが多い。
- 体のサイズによって寿命が異なるため、適切なケアが必要。
同率4位:柴犬

- 平均寿命:14.7歳
- 日本原産の犬種で、丈夫で健康的な体を持つ。
- しつけがやや難しいが、適切な運動と食事管理で健康を維持しやすい。
なぜ小型犬の方が長生きするのか?
1. 成長スピードの違い
小型犬の方が、大型犬に比べて緩やかに成長していきます。
2. 臓器の大きさの違い
大型犬は、体の大きさに対して臓器が小さいのです。
それゆえ、大型犬は大きな体を動かすために臓器に多くの負担をかけてしまいます。
3. 遺伝的な病気の違い
犬の寿命には「IGF-1」という成長ホルモンが関係していると言われています。
このホルモンは子犬の成長をサポートする役割をもちますが、成犬になると老化を早める働きがあるとも考えられています。
また、このIGF-1の分泌量は犬の体格によって異なり、大型犬の方が多く、小型犬の方が少ない傾向があります。
この違いが、寿命の差に影響していると考えられています。
【参考にしたサイト】
▶︎ COCOPET(ココペット)|小型犬と大型犬で平均寿命が違う理由
愛犬の健康管理のコツ4選
どんな犬種でも、適切なケアをすることで長生きさせる可能性を上げることが可能です。
1. 栄養が豊富な食事
人間の食べ物やおやつでは必要な栄養が不足しやすいので、総合栄養食がおすすめです。
近年注目されているのが、冷凍タイプのフレッシュフードです。
加熱による栄養損失が少なく、水分も一緒に摂れることから、健康維持や長寿にプラスの影響があると考えられています。
また、新鮮な野菜などの自然食材を取り入れることで、がんの発症リスクが下がることも明らかになってきています。
2. 定期的な運動
小型犬なら、1日30分、大型犬なら1日1時間以上のお散歩をして肥満対策をしましょう。
また、キャンプなどのお出かけも、愛犬の運動とストレス発散につながります。
3. 歯のケア
犬も歯周病や、虫歯になることがあります。
毎日の歯磨きや、必要に応じて、動物病院で歯石とりをしてもらいましょう。
4. 定期的な健康診断
わんちゃんは、体調不良を言葉に出して訴えられません。
定期的な検診で、体調不良の早期発見と早期治療を心がけましょう。
【参考にしたサイト】
▶︎ PETOKOTO|犬が長生きするための10の秘訣
まとめ
2024年の最新データから、長生きする犬種TOP5を紹介しました。
小型犬が上位を占める理由として、体の大きさや成長速度、遺伝的な病気の影響が関係していることがわかりました。
どちらの犬種でも愛犬が1日でも健康に長生きできるように、悔いのないようにケアをしていきましょう!
※この記事は、実際の体験や公的機関・企業サイトの情報をもとに構成しています。愛犬に気になる症状がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。
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