はじめに
ボーダーコリーは、その高い知能と運動能力で世界中の愛犬家から人気を集めています。
特に、アクティブな飼い主さんにとっては、ボーダーコリーに似ている犬種を含めた牧羊犬タイプの犬は最高のパートナーになり得ます。
しかし、「ボーダーコリーを飼いたいけれど、似たような特徴を持つほかの犬種も気になる」という方も少なくありません。
そこで今回は、ボーダーコリーに似ていると言われる犬種を5つご紹介します!
見た目だけでなく、性格や飼育のポイントまで詳しく解説するので、犬選びの参考にどうぞ。
ボーダーコリーが人気の理由

まずは、なぜこれほどボーダーコリーが人気を集めているのか、その理由を簡単に押さえておきましょう。
1. 非常に高い知能
ボーダーコリーは「世界で最も賢い犬種」とも言われます。
指示を覚えるスピードが速く、アジリティやドッグスポーツではトップクラスの実力を誇ります。
2. 圧倒的な運動能力
牧羊犬として活躍するために繁殖されたてきた歴史から、足腰が強く、長時間の運動にも耐えられます。
それゆえ、ドッグランや屋外で一緒に遊びたい方には最適なパートナーになります。
3. 魅力的な外見
白と黒、もしくはブルーマールなど、多彩な毛色パターンが存在します。
飾り毛のある優雅な姿もまた、愛犬家を惹きつける理由のひとつです。
ボーダーコリーに似ている犬種の特徴
では、ボーダーコリーに似ている犬種とは一体どのような犬種なのでしょうか?
まずは、以下のポイントに注目してみましょう。
- 知能レベルが高い
- 運動量や活動量が多い
- しつけに対する吸収力が早い
- 元々は牧羊・牧畜に携わってきた歴史がある
これらの特徴を踏まえて、ボーダーコリーに似ていると言われる犬種を5つご紹介します。
見た目や性格がボーダーコリーに似ている犬種5選&飼育ポイント
1. オーストラリアン・シェパード

オーストラリアン・シェパードとは?
運動量が多く、知能も高いため、しつけがしやすい傾向にあります。
それゆえ、飼い主側にしっかりとしたリーダーシップがあれば相性が良い犬種といえるでしょう。
オーストラリアン・シェパードの外見
ボーダーコリーと同じく、ブルーマールやトライカラーなど様々な毛色が存在。
やや長めの被毛でふさふさとした耳元も魅力的です。
オーストラリアン・シェパードの飼育ポイント
毎日の十分な運動と頭を使う遊び(しつけやドッグスポーツ)が不可欠です。
散歩だけでは退屈してしまうので、アクティブに遊んであげる必要があります。
2. シェットランド・シープドッグ(シェルティ)

シェットランド・シープドッグとは?
小柄ながら賢く活発です。
加えて、優雅な長い被毛と、ボーダーコリーよりも少し小ぶりな体格が特徴的。
シェットランド・シープドッグの外見
ボーダーコリーよりもやや華奢な体格です。
シェットランド・シープドッグの飼育ポイント
比較的温和な性格なので、家庭犬としても人気です。
ただし、やはり運動やしつけはしっかり行う必要があります。
3. イングリッシュ・シェパード

イングリッシュ・シェパードとは?
アメリカで発展した牧羊犬で、ボーダーコリーよりもやや大型な傾向にあります。
しかし、とても賢く、作業意欲の高い犬種です。
イングリッシュ・シェパードの外見
ボーダーコリーに似たカラーのわんちゃんも多いです。
しかし、体格は骨太でしっかりしています。
イングリッシュ・シェパードの飼育ポイント
十分な運動とともに、仕事を与えるような接し方をすると能力を発揮します。
それゆえ、番犬としても頼もしい存在です。
独立心が強い一面もあるので、根気よくしつけましょう。
4. ケルピー(オーストラリアン・ケルピー)

ケルピーとは?
オーストラリア原産の牧羊犬で、非常に運動能力が高いことで知られます。
ボーダーコリーよりも短毛で、より軽快に動くイメージです。
ケルピーの外見
すっきりとした体格で、カラーはブラックやチョコレート、レッド系が多く見られます。
ケルピーの飼育ポイント
走ることや作業をすることが大好きなので、広い場所で自由に動ける環境が必要。
高い運動要求を満たせないとストレスを抱えやすいので要注意です。
5. ベルジアン・タービュレン(ベルギー・シェパード・ドッグ)

ベルジアン・タービュレンとは?
ベルギー原産のシェパード犬で、牧羊のみならず警察犬・軍用犬としても活躍するほどの知能と体力を持ちます。
ベルジアン・タービュレンの外見
ボーダーコリーと比べると体が大きめで、黒を基調にした被毛が多いのが印象的。
飾り毛が長めで、エレガントな見た目も魅力です。
ベルジアン・タービュレンの飼育ポイント
高い訓練性能が魅力です。
一方で、しっかりとリーダーシップを発揮する飼い主でないと、問題行動を起こす可能性も。
訓練方針を一貫させることが大切です。
牧羊犬を飼うときの注意点
1. 運動不足によるストレス
これらの犬種は体力と知能が高いため、十分に遊びや運動をさせないとストレスから問題行動を起こしやすくなります。
- 適切な散歩時間の確保(1日2回、それぞれ1時間以上が理想)
- ドッグランやアジリティなど、頭と身体を使う遊び
- 家の中でもボール遊びなどの軽い運動
2. 適したしつけ
牧羊犬は、賢い反面、警戒心が強めな子が多いでのです。
そのため、吠え癖がついてしまわぬよう、しっかりとしつけをしておきましょう。
まとめ:あなたに合った犬種を選ぼう
ボーダーコリーに似ている犬種は、知能が高く運動量も豊富です。
飼い主さんと遊んだり、しつけを通じたコミュニケーションを楽しみます。
ただし、飼い主さんには体力や時間、根気が必要です。
運動不足やトレーニング不足はストレスや問題行動の原因に。
ライフスタイルや家族構成を考え、犬が快適に暮らせる環境を整えましょう。
【参考にしたサイト】
▶︎ わんちゃんホンポ|牧羊犬ってどんな犬?
※この記事は、実際の体験や公的機関・企業サイトの情報をもとに構成しています。
愛犬に気になる症状や不安がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。
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