毒家族、毒親育ちの人達は、圧倒的にアダルトチルドレンになりやすいです。
基本的に、毒親に育てられた私達は、子供の頃にいくら頑張っても頑張りを認めてもらえずに育ちますよね。
たくさん、暴言や、心が傷付く言葉は浴びるのに、自分を肯定してもらえずに、本来子供の頃にもらうべき安心感、自信が欠けたまま育ちます。
そのまま大人になると、HSPになったり、心がまだ満たされずに育ち、いわゆるアダルトチルドレンになってしまいます。
年齢は大人だけど、心のどこかにまだ満たされていない子供の頃の自分が残ってしまう。
悲しい思いをしたままのインナーチャイルドがいるのです。
だから、大人になってもまだ、酷くしてきた親に、無意識に自分の凄さを認めてもらいたくて、会社で偉い地位についたり、凄さを証明しようとしたりしてしまいます。
どれだけ立派な立場に就けても、毒家族は褒めるどころか、お金をたかってきたり、子供をここぞとばかりに利用しようとする悪循環・・・
その満たされない気持ちは、もはや、親や家族だけでは止まらなくなります。
私も、10代で出産し、右も左も分からない、頼れる人がいない状態で、毎日泣くほど心細い時代がありました。
市の子育て相談員の方に少しでも
「Mさん。よく子育て頑張ってるね。」
なんて、不意打ちに言われただけで、頑張りを認められ慣れていない私は何故か、号泣してしまいました。
きっと、私の中の承認欲求はあまりにも満たされていなかったから、異常事態に陥っていたのかと思います。
子供の頃に、
「頑張ったね」
「努力したね」
などと、声をかけてあげることは、みなさんが思っている以上にすごく大切で、決しておこたわってはいけないことなんだと、身をもって体験しました。
我が子には同じ事は繰り返さずに、
「大好きだよ。」
などの愛情のこもった言葉も添えてあげたら最高ですね( ^∀^)
子供の心を満たしてあげるのも親の大事な役割。
アダルトチルドレンになってしまった方は、せめて自分の過去を
「よく頑張った!」と認めてあげたいですね。
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